「すべての人に、安心でたのしく、おいしい食環境を」

現在、食物アレルギー疾患を抱えながら生活している日本人は、乳児の10%、3歳児の4~5%、学童期の2~3%いるとされ、成人での割合は1~2%といわれています。1980年代の終わり頃からアレルギー疾患の人が増加しはじめ、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を含めると、現在日本では乳幼児の28%、小中学生の33%、成人の31%は何らかのアレルギー疾患を抱えながら生活しています。

また日本に住む外国人も年々増加しており、平成18年末現在における外国人登録者数は約208万人で過去最高記録を更新し続けています。これは平成17年末現在に比べて約3.6%パーセントの増加で、10年前に比べると47.3%も増加しています。また外国人登録者数は人口全体の1.63%となっています。

法務省入国管理局統計データ「外国人登録者数」グラフ
(法務省入国管理局統計データ「外国人登録者数」平成18年12月31日現在より)

現在、大阪府には882万人が生活しており、約273万人が何らかのアレルギー疾患を抱えながら生活しています。また外国人の定住生活者数も東京都(36万人)に次いで全国2位と多く、平成18年末現在で21万人の外国人が生活しています。このような状況下において、文化や言葉の違いなどに関係なく、必要な情報を分かりやすく伝える必要が高まっています。

そこでわたしたちは、原材料ピクトグラム表示の普及活動を通して、食事規制の有無にかかわらず、全ての人が安心して楽しく、おいしい食環境を享受できるバリアフリーの社会と、国籍や宗教・文化や言語の違いを互いに認め尊重しあう多文化共生社会の実現を目指しています。生活の基本である「食」へのバリアをなくし、そのうえに「食」を通したコミュニケーションや"幸せ"を創造していきます。

事例1:アレルギー→MORE

事例2:ベジタリアン→MORE

事例3:キリスト教徒→MORE

事例4:イスラム教徒→MORE

事例5:ヒンドゥー教徒→MORE