CSRを応援するNPO・市民ネットワーク

CSRを応援するNPO・市民ネットワークとは?

 私たち「CSRを応援するNPO・市民ネットワーク」は、様々な課題に取り組むNPOが2005年5月に立ち上げ、企業のCSR活動の社内外への浸透、拡大、深化を市民目線で応援しようとしています。持続可能で豊かな社会の構築のためには、政府、自治体のみならず、企業と市民の価値観と行動の抜本的変革が求められており、CSR活動は、このような社会的要請に応えるものとして期待されていると私たちは考えています。

 さて、現在、日本でのCSR活動は、大企業を中心にかなり浸透してきたと思われますが、社会全般での認知度や影響力はまだまだではないかと考えています。そこで、当ネットワークは、CSRの概念を社会に浸透させることにより、企業のCSR活動を応援できると考え、「市民目線のCSR調査プロジェクト」をスタートさせました。このプロジェクトの趣旨は、CSRを熱心に進める企業の商品やサービスを「ボイコット」ではなく「バイコット(buycott:積極的購買)」によって積極的に購入する市民・消費者層を創出することを通じて、企業のCSR活動を応援しようとするものです。逆に言えば、自社の利益のみを追求し、CSR活動に消極的な企業が消費行動によって淘汰されるような社会づくりを目指しています。

 本調査プロジェクトの目的は、商品・サービス購入、さらには投資や就職の選択材料としてCSR活動情報を広く社会と市民・消費者に提供する仕組みをつくることです。私達は、2008年度より家電・自動車・食品・流通業界を対象に予備調査を開始しました。今年度は業種を広げて本調査を実施し、その結果を踏まえて、企業、市民、NPO/NGO、メディア等を招いた公開報告会の開催を予定しています。そして来年度には本年度の調査結果をもとに『世界を変える買い物のしかた(仮称)』を発行し、広く日本社会と市民・消費者に情報提供をしていく予定です。